1954-11-04 第19回国会 参議院 法務委員会 閉会後第13号
ところがこれは非常に自分の不利益なところを取りのけて、利益なところを取つて持つて来るというようなことをしては、今あなたの本当にりつぱな精神は蹂躙されることになるのです。
ところがこれは非常に自分の不利益なところを取りのけて、利益なところを取つて持つて来るというようなことをしては、今あなたの本当にりつぱな精神は蹂躙されることになるのです。
○田中(稔)委員 長官は非常にりつぱな精神家と承つておるのでありますが、やはり大臣となるためにははつきりと志を持たなければならないと思います。今できなくともやろうという志だけははつきりしていただきたい。その志のほどをお聞きしたのでありますが、今の御答弁では不満足であります。
この土地区画整理法案にも、環境をよくして住みよいような場所をつくるのだという法律の精神がうたわれておるのでありますが、そういうりつぱな精神をうたつても、今のような実際のやり方では、法律が死んでしまいはしないかということを——私は、法律をつくるときには、その実行の結果を考えながらつくらなければならないという考えを常に持つておりますから、こういうことを問題にするのであります。
いわゆる隊員がみずから盛り上つたところに初めてりつぱな精神ができ上ると確信しておるのであります。そこで、われわれは、自衛隊に向つては、常に自衛隊は国の平和と独立を維持する崇高な任務を帯びているのであるということを深く自覚し、この自覚のもとにすべての訓練その他の教育を施しておる次第であります。この使命に徹すれば、必ずや魂のある自衛隊ができ上るものと確信して疑いません。
これはりつぱな精神であり、過去の日本の経験に徴してこのような立法がなされたと思うのですが、今回の法案はそれをやや逆転させるおそれがあるという意味におきまして、私は反対をしておるのであります。
私どもは国鉄在来の沿革、その大家族主義の非常にりつぱな精神的な面その他につきましては非常に敬意を払い、尊敬をして来た国民の一人として、かくのごとき問題が発生をいたして、いかにも国民全部から指弾の的となり、疑悪の府となつたような感じを与えられておりますことについては、まことに遺憾にたえない一人であります。
それからまた時々いろいろな人のお話も聞くようにいたして、一面において民主的に、一面においてりつぱな精神を養うように常に講じておるのであります。幸いなことに先般私は北海道に参りまして、旭川の部隊をつぶさに視察いたしました。
われわれの手によつて日本の平和を守り抜くのだ、この重き任務を負つた隊である、私はこれによつてりつぱな精神教育をつけて行けると考える。何も軍隊と言わなくてもよしい、こう考えております。
なかなか来にくいけれども、中にはそういうようなりつぱな精神で私立学校をやつているのか、それじや無料奉仕でもいいのだといつて、やつて来てくださる先生もなきにしもあらず、あるいは安い給料でも来てくださる先生もなきにしもあらずという現状でありまして、そういう先生方をぜひと言つてお願いして、耐乏の上に熱心にやつてもらつているというのが現状であるのではないかと思います。
いろいろ先ほどからあなたはりつぱりつぱと言うが、そのあなたの言うりつぱな精神、いかにこの民族のりつぱな精神を生かし、日本の技術を世界に発表するかという重大なる段階にあると私は信じてやみません。そこでたとえば日本の国内経済もしかりであろう。この日本のテレビを極東に普及し、そして日本の工業、また日本の技術の権威というものをここに現わすときであろう、かく信じておるのでございます。
ことに東洋には、幾千年来つちかわれたりつぱな精神文化というものがあるにかかわらず、何でもかんでもまねごとをする。ことに敗戦後最近の状態を見ておりますと、まねごとが非常に多い。軽薄なことが見受けられる。日本独特の民族精神であるとか、従つて愛国の熱情であるとか、自主性であるとかいつたものが、だんだん消えてしまうのじやないかということを、私は非常に憂えるのであります。
あなたはそういうりつぱな精神を持つておるが、あなたの部下にはそうでない。傲然傲慢な態度をもつて民衆に臨んでいる。そのために思想的に非常に悪い影響を與えつつある。われわれがきれいな政治、親切な政治、親心ある政治を行おうとする平面において、ただ法律のみにとらわれて、そうして四角四面にそれをもつて適用する。
仏教にしましても、神道にしましても、キリスト教にしましても、それぞれりつぱな精神があるのでありますが、それを打つて一丸とした、だれにも共通する教育憲章式なもの、明治天皇の教育勅語、ああいつたものがけつこうではないか。ただ軍閥官僚が惡用したために、たいへん誤解されておりますけれども、その精神とするところはまことにりつぱなものである。